「アマデウス」を見終えて。
というわけで「アマデウス(ディレクターズカット版)」を見終わった。
3時間という長さだったわけだが、全く「長い」と思わなかった。オープニングの「交響曲25番」をバックにしたサリエリの自殺未遂シーンから、ラストの病院でのサリエリの高笑いまで食い入るように見た。
普通の天才・サリエリと、超ド級の天才・モーツァルトとの哀しい対比とか、モーツァルトを憎みながら最も理解していたサリエリの悲哀といった人間ドラマ、それにそれらを彩るモーツァルトの楽曲。全てに引き込まれた。
アカデミー賞8部門受賞も納得である。
個人的にはラストの「サリエリの高笑い」に鳥肌が立った。
精神を病んだサリエリが、あれだけ憎んでいたモーツァルトと同じような“下品な高笑い”をして、それがラストシーンという演出に痺れた。
正直、今までこれを見たことが無かった自分に対して軽く腹が立つ。それぐらい「凄い映画を見た」という気持ちです。
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