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森内十八世永世名人(笑)。

ストーリーの展開とか落ちとか全部知っていても見てしまうんだよなあ、「少林サッカー」。しかもDVDも持ってるというのに。

さて今日は将棋の名人戦第3局2日目。
ここしばらく森内vs羽生戦はほとんど先手番が勝っているらしいので、今回は先手の森内が勝つ番かと思ってネット中継を見ていたら。

見事なまでに森内がド優勢になった。
さすが「名人戦だけは強い男」だなと感心する。
しかし羽生も簡単には諦めず必死に粘る。「そんな屈辱的な守るだけの手まで指すか!?」と思うぐらいに粘る。
すると森内の寄せ方が甘かったこともあり、ド大差だったのがだいぶ縮まる。
そしてようやく羽生の反撃のチャンスが回ってきたかと思ったら、森内が痛恨の悪手(結果として銀のタダ捨て)を放ってしまい、結局そのまま羽生が逆転勝ちしてしまった。

これは見ていて震えが来る逆転劇。
名人戦という大舞台で、ここまで大差がついた将棋を逆転するなんてそうそう見られるもんじゃない・・・、と書いてから昨年の名人戦でも超大逆転劇があった(森内が最終盤に超ド悪手を指して一発逆転負けを喫した)ことを思い出した。
要するに森内のド優勢は信用できないということか。そんな名人は嫌だなあ・・・。

何はともあれ、これで羽生の2勝1敗。
後手番で勝ったのはかなり大きい。しかも劇的な大逆転勝ちである。このまま勢いに乗る可能性は充分ある。
第4局は20・21日。森内がタイに持ち込むか、羽生が名人復位に王手をかけるか、今から楽しみです。

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» 名人戦の文章力 [即席の足跡《CURIO DAYS》]
飲んで帰ってきたので、まだ結果は知らず、なんやらすごいことになってる噂もあるようですけど、この後のBS放送に集中します。 さて、そんな注目の名人戦ネタですが、今日はちょっと違う角度から。 ザ・たっちの片割れと異名をとるshogitygooさんの昨日の記事、「名人戦第三局第一日 和服姿のひふみんと共に」。 いつも思いますし、読者の皆さんもそう思っているんでしょうが、その表現力、実に見事です。 たいしたもんだよ蛙のショ●ベン、見上げたもんだよ、屋根屋のふ●どし。 恐れ入谷の鬼子母神。 引用させ... [続きを読む]

受信: 2008年5月10日 (土) 00時22分

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