ドバイの活力に圧倒される。

疲れた。
今夜の「ＮＨＫスペシャル」を見たら、なんとも言えない疲れが出てきた。

今日の「Ｎスペ」のテーマは、ドバイの現在を描いたものだった。
その中で「ブルシュ・ドバイ」という、世界最高の高さ（最終的に８００ｍぐらいの予定）を誇るタワーの建設状況を見せていたが、「笑うしかない」というのはこういう時に使う言葉だな、としみじみ感じた。
曰く、１～３７階がアルマーニのホテル、４５～１０８階が高級マンション、そこから上はオフィススペースなのだそうだ。

もうね、アホかと。これを「アホ」と言わずしてなんという。建設中のタワーの最上階から、隣の高層ビル（これも普通に高そうなビル）が遥か下に見えるってどうよ。
私は高所恐怖症ではないが、こんな所で働くのだけは勘弁して欲しいと思った。
そして、このタワーの責任者の言い方がまた素晴らしい。
「Ｎｏ．２、３なんて誰も覚えていない。目指すのはＮｏ．１のみ。」
ここまでくると清々しささえ感じる。

しかしさあ。
ひがむ訳ではないが、今のバブル的な状況がこのまま続くのだろうか。
このまま成長を続けて、世界最高の“観光都市”として君臨するのだろうか。
・・・まあ私が気にしても意味の無い話ではあるが。
ちなみに今日のＮスペの再放送は、明後日火曜日の深夜２４時５５分から。興味のある人は見てみて下さい。