天皇賞（春）の回顧。

天皇賞（春）。
逃げるホクトスルタンを４角でアサクサキングスが捕らえるが、それを上回る手応えでメイショウサムソンが外からまくり、さらにそれを上回る手応えでアドマイヤジュピタが捕らえる。
直線ではジュピタが一度は１馬身は抜け出たように見えたがサムソンが差し返し、ゴール前は見所充分だったが、ジュピタがなんとか頭差凌いで勝利した。

勝ったジュピタは、鞍上・岩田の「メイショウサムソンマーク」がうまくハマった感じ。昨年の宝塚記念でアドマイヤムーンでメイショウサムソンを下した時を思い出した。もちろんその戦法に応えたジュピタは強いと思うが。
２着のサムソンはきっちり巻き返してきた。前にいるキングスを潰しに行く＆ジュピタにマークされるという難しい位置だったが、最後の差し返しも含めて力は見せたと思う。
３着のキングスは結果論だがもっと早めにスルタンを潰しに行くべきだったか。上位２頭とは瞬発力で明らかに見劣っていただけに。

上位人気の馬が力を出し切ったという意味ではいいレースだったと思う。
・・・馬券の結果はともかく。まあ、１・２着馬は「来たら仕方が無い」と思って買い目から外しているのだから悔いは無いです。