我那覇、勝訴おめでとう！

現在キリン杯の日本ｖｓパラグアイ戦の真っ最中だが、それよりもまずこの話。

「我那覇（川崎）へのドーピング処分取り消し」
昨年、ビタミン入りの点滴（静脈注射）を受けた我那覇がドーピング規定違反ということで、Ｊリーグは我那覇に出場停止６試合＆川崎に制裁金１千万円の処分を下した。
それに対して我那覇がスイスのスポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）に仲裁を申し立てたところ、「Ｊリーグの処分は不当」という裁定を下した。

要するに、我那覇は悪くない、ということ。
まあ体調不良で点滴受けてドーピング呼ばわりされたらたまったもんじゃない。妥当な裁定だと思う。

さて野次馬的に面白そうなのはこれからである。
まず「Ｊリーグ側が川崎へ制裁金を返却したり、今回我那覇が負担した裁判費用等を負担するのか」というのが気になる。少なくとも制裁金の返却は行われるだろう。
そして「出場停止６試合の代償はどうするのか」というのも気になる。金に代えられない話だし、「これから川崎の選手の出場停止は６試合分無効になる」なんてことができるはずもない。
おそらくはこれも金で解決することになるのだろうが、どういう結論になるのか楽しみである。

ただ、少し気になることがある。
今回の件で「今後、川崎の試合で不利なジャッジが頻発する」なんてことが起きたりしないだろうか、ということである。
Ｊリーグ側からすればメンツ丸潰れな話なわけで、逆恨みがあるかもしれない。
ＰＡ外でタックルしたのにＰＫを取られたり、オフサイドじゃないのにオフサイドを取られて得点を取り消されたりなんてことが起きたりして。
そんなことが起きるわけないか、あははははは（棒読み）。