東京ｖｓ名古屋の感想。

Ｊ１第１１節、東京ｖｓ名古屋＠味スタ。
結果から書くと１－０で名古屋が勝利。前半１７分に、斜めに切れ込んだ名古屋ＦＷ杉本を捕らえきれずにシュートを打たれて失点。結局これが決勝点になってしまった。
このシュートを打たれた時、ＤＦ長友が治療の為にピッチ外に出ていて数的不利だったんだよなあ。
後半には途中交代のＦＷ近藤からのスルーパスを受けようとしたＦＷカボレが名古屋ＧＫ楢崎に倒されてＰＫ獲得も、近藤がドカンと蹴ったボールは無情にもバーを叩いた。
試合終了直前のセットプレーでも、近藤のシュートが楢崎の真正面に飛んでしまった。
まあ、ちょっとツキが無かった。「長いシーズン、こういうこともあるさ」という負け方。

別に近藤を批判する気は無い。
ＰＫ獲得に繋がった速いリスタートからのスルーパスは見事だったし、強烈なミドルで名古屋ゴールを襲ったりもしていた。ただ、ゴールだけが遠かったという話。
動きは良くなってきているので、ゴールもそのうち決めてくれるだろう。

個人的には名古屋の対策・動きが良かったと思う。
右ＳＢの位置にＤＦバヤリッツァを入れて東京の左サイドからの攻撃を封じ、中盤ではＭＦ中村＆吉村がハードに動いて攻撃の芽を摘む。
特に中村はすごく効いてたと思う。いいＦＫもあったし、いい攻撃参加もあった。正直「こんなにいい選手だったっけ？」と驚きました。
今日の東京はこの布陣に苦しみ、連戦＆暑さのせいか動きも悪く、久々の出場のＭＦ羽生も空回りの感はあった。今日の敗戦は仕方のないところかもしれない。

今日の敗戦で４位転落。
それでも首位の浦和とは勝ち点３差。まだまだ何とかなるさ・・・と思いながら下位を見たら、１６位清水とは勝ち点８差だったりする。
ここでズルズル行かないでもらいたいものです。