オランダvsロシアの感想。
さてユーロ準々決勝、オランダvsロシアである。やっと録画を見終わった。
前半から両者ともに積極的に攻める。
オランダはセットプレーの度に「誰かが触れば1点なのにな~」という惜しいFKを繰り出し、これはそのうち点は入るだろうと思った。
ロシアもいいミドルシュートがあったりしたが、オランダGKファンデルサールが好セーブで立ちはだかる。ただ、ロシアの運動量は凄まじいものがあり、これはオランダはやりづらいだろうなあと思った。
そして均衡が破れたのは後半。
ロシアが11分に左サイドの突破→クロスを上げ、ダイレクトで合わせたのはFWパブリュチェンコ。なんとなんとのロシア先制である。
その後オランダは同点にしようと必死に攻めるが、なかなかシュートが枠を捕らえない。
しかし、このままロシアが逃げ切るかと思い始めた40分、ついにFKからFWファンニステルローイが頭で押し込んで追い付く。前半から「誰かが触れば~」と思っていたが、ようやく合ったわけだ。
結局このまま1-1で終了。昨日に続いて延長戦となった。
追い付かれてどうなるかと思ったロシアだったが、延長戦はずっとロシアが運動量で圧倒し、惜しいシーンをいくつか作る。
そしてついに後半6分、オランダの左サイドからクロスを上げ途中出場のMFトルビンスキーが押し込んで勝ち越す。
えぐってのクロスに戻り切れないオランダDF陣と、猛烈な勢いで飛び出してきたトルビンスキー。この運動量の差がこの得点に繋がった感。
そして12分にはスローインから抜け出たロシアFWアルシャビンの放ったシュートがファンデルサールの股を抜き3点目。
これで完全に勝負あり。ほどなく試合は終わり、3-1でロシアが勝利した。
なんと言うか、「走って走って走りまくるサッカー」が勝利したという感じ。02W杯の韓国と同じサッカーをロシアで体現した、という見方でいいかもしれない。
こういうサッカーって「アジアが世界を目指す為に必要なこと」とか言われていた気がするが、欧州でもできてしまうものなのね。まあロシアという「サッカー超大国」でないからできることなのかもしれないが。
というわけで、3日連続でグループ2位が勝ち抜け、私の予想も3日連続で外れた(笑)。
ここまで来たら残り試合も予想し続けてやる。
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