ロシアｖｓスペインの感想。

ユーロ準決勝ロシアｖｓスペインを観る為に３時半に起きる。
この早起きも、今日と日曜深夜の２回で終わりかと思うと感慨深い（大げさ）。

さてロシアがどれだけプレスをかけていくのかと思ったが、どうにもロシアの出足が鈍い。て言うか、明らかに引き気味の布陣。グループリーグで４－１をボコられているのが気になっているのだろうか。
そういうこともあってスペインが支配していたが、フィニッシュの精度を欠く。どちらも低調な前半だった。

後半に入り、いきなりゲームが動く。
後半５分、左サイドからＭＦイニエスタの低空クロスに右足を伸ばして合わせたのはＭＦシャビ！スペインが先制点を奪う。
点を取られてロシアもＤＦラインが高くなり、スペインがオフサイドにかかる機会が増えていく。しかし、これはそのうちロシアが裏を取られてやられるパターンかなあとか思っていたら、２７分に中央で受けたＭＦセスクがダイレクトでスルーパス→抜け出たＦＷグイサが流し込んで２点目ゲット。
そして３７分には左サイドを抜け出たセスクが折り返し、中央のＭＦシルバが落ち着いて決めてトドメの３点目。
ロシアは攻撃陣も見せ場無く、このまま３－０でスペインが制した。

今日のロシアはオランダ戦とは別のチームのような平凡なチームだった。
なんと言うか「オランダとの死闘に全てを出し尽くしたロシアは、続く準決勝スペインにウソのようにボロ負けした―――」（ｂｙ「スラムダンク」最終回）という感じ。
走りまくって勝ってきたチームが走れないと悲惨だなあとしみじみ思った。

スペインも強かった。
３点取った攻撃陣も見事だったが、中盤の底にいたＭＦセナが守備でよく利いてたと思う。ああいう選手が真ん中にいると助かるよなあ。
あと恥ずかしながら書かせてもらうと、シャビとシャビ・アロンソが別人だということを今日初めて知りました（笑）。どんだけ今まで真面目にスペイン戦見てなかったんだって話だ。

まあそれはともかく、決勝戦はドイツｖｓスペインという、結局は強豪国同士の対戦となった。日曜の夜が楽しみです。