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羽生十九世名人誕生。

名人戦第6局2日目である。
先手番の羽生が勝って名人復位なるか、森内が勝って逆王手をかけるかという大一番。

結果から書くと、羽生が勝って名人に返り咲いた。
それと同時に十九世永世名人(名人を5期保持すると永世名人の資格を得られる)の資格を得ることとなった。

将棋そのものは「中盤からうまく指し回した羽生が完勝した」という感じ。羽生は全く危ない場面が無いまま終局を迎えていた。ここまで差がつくのも珍しい気がする・・・と思ったが、よく考えたら第5局(森内勝利)もこんな感じの将棋だったな。

個人的には羽生が名人に復位できたのは嬉しい。
て言うか、森内を名人の座から引き摺り下ろせたのが嬉しい。やはり、今年度(4月以降)で2勝しかしていない(て言うか名人戦での2勝のみ)棋士に名人を名乗らせてはいかんよ。

さてこれで羽生は三冠保持となった(名人・王将・王座)。
そして現在は棋聖に挑戦中、王位への挑戦まであと1勝というところまで来ている。
また「羽生がタイトル独占の時代」が来るのか、他の棋士が阻止するのか、今後が楽しみです。

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