「CO2削減キャンペーン」に軽い違和感。
今日から洞爺湖サミットが開催された。
日本で行うサミットは、2000年の九州・沖縄サミット以来。「2千円札を発行&安室の『NEVER END』が流れまくったサミット」という印象しかないが、そういう印象があるだけでもマシなのだろう。
今回のサミットの最大のテーマは「温暖化防止」らしい。
今朝の朝礼で「20時には退社して電気を消しましょう」と言われたのだが、これは環境省が「CO2削減キャンペーン」として各企業に呼びかけていることなのだそうだ(キャンペーン内容は20時から1~2時間電気を消そうというもの)。
こういうのに簡単に乗ってしまうのがうちの会社らしい。
それにしても最近の「CO2を削減しよう」という動き、もっと言えば「○○を止めればCO2削減できるから、○○を止めさせよう」という動きには盲目的なものを感じる。
「コンビニの深夜営業自粛の呼びかけ」なんてそれの最たるものだと思う。コンビニの深夜営業を自粛したところでたかが知れてるだろう。だいたいコンビニの冷蔵庫は動きっぱなしなのだし。
どうせやるなら「日本中の企業で、夏の昼休みを1時間延長する」(電力を最も使うのは夏の日中)とか、「トラック以外の、1人しか乗らない自動車の運転禁止」(自動車利用の効率が悪すぎる)ぐらいやってみやがれ、と思う。
・・・まあ、無理なのは百も承知なわけですが。
とりあえず、こういったエコ活動にかこつけて、根拠の無い自粛活動が頻発する状況にならないことを祈ります。
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