王位戦第７局１日目。

今日は将棋の王位戦第７局第１日（２日制なので決着がつくのは明日）。
深浦王位と挑戦者の羽生名人との７番勝負はここまで３勝３敗の五分。つまりこの最終局を勝った方が王位となる大一番である。そういう大事な一局なので、両者慎重に進めていくだろうと思っていたら。

まだまだ序盤と思っていた３８手目で、深浦が角をぶった切って強引に攻め込んできました。

２日制の将棋とは思えない早い展開である。
ただ、深浦が攻め急いでいる感じはある。深浦陣はまだ居玉（玉が一度も動いていない状態。つまり囲いも何もなし）だし、羽生にしっかり受け切られたら駒損や陣形の差が響くと思う。
しかし、深浦も採算が無いのに強引に攻め込んだりはしないだろうし、なんらかの策があるのだろう。私なんかでは思いもつかない攻め筋があるに違いない。

結局今日のところは「深浦の攻めに対して羽生がどう対処するのか難しい局面」で中断。
ちなみにこの中断直前の一手に羽生は１時間４５分考えたらしい。いかに難しい局面なのかを如実に物語っている。
さあ、明日はいよいよ決着である。羽生の五冠なるか、深浦が阻止するか。明日の中継が楽しみです。会社のＰＣでじっくり観戦しようと思います（笑）。