トヨタが広告費３割カットするそうです。

昨日、「トヨタが広告費を３割カットした」という話を書こうと思ったけど「福田辞任」というニュースが飛び込んできた為に見送った、と書いた。
今日は特に大きいニュースも無かったし、せっかくなので「ネタの再利用」をさせてもらう（笑）。

というわけで「トヨタがマスメディア向けの広告費を３割カット」することになった。
原材料が高騰するなどで苦しい状況の中で、“テレビや新聞などのマスメディア向けの広告宣伝費”を削減するということである。

２ちゃんでは「自動車メーカーがマスコミに広告を出すのはネガティブなニュース（リコール騒ぎや事故など）を報道させない為の口止め料」なんて言われていたが、実はあまり関係ないのかもしれない。
あと、最近の２ちゃんで（２ちゃんの話ばっかりですまん）、「昨年からトヨタは北米市場でテレビ広告をほとんど出していない。そしてその分の広告費のほとんどをネットにシフト。 結果、それでも自動車は売れまくってテレビ広告の効果に疑問符がついた。 しかし、電通がそれをひた隠しにしている」というコピペをよく見る。
この広告費カットの話を聞くと、本当の話なのかもしれない。

さて、トヨタがこういうことに踏み切ると「儲かってるトヨタが広告費を削っているのだから、ウチの会社も削ろう」と他の企業も追随してくる可能性はある。
そうなるとマスコミ関係は広告費が減ってしまい、ますます収益が減る。マスコミとしては当然そういう流れにはしたくないはず。

なので「（テレビや新聞のライバルとなる）ネットの悪い点を報道しまくる」というセコい行動に出ることが多くなると予想する。
実際「ネットを利用した事件」のニュースは最近よく見るが、こうすることで「ネットは危険な媒体ですよ～」とアピールしているのではないだろうか（ネットが関わる事件が多いのも事実だが）。
あと「広告費を削った企業のネガティブなニュースを報道しまくる」というもっとセコい動きもありえそう。今後、トヨタの不祥事が報じられまくったりして。
まあなんにせよ、これからの民放のニュース番組がどういう姿勢をとっていくか、ちょっと注目してみたいと思います。