それでいいのか、アルゼンチン代表。

勤務中にひっくり返りそうになったニュース。

「サッカー アルゼンチン代表新監督にマラドーナの就任が決定」

内容は書いてある通り、これまで監督暦が全く無いマラドーナを代表監督にする、という話である。
このマラドーナは、もちろん“あの”ディエゴ・マラドーナである。「神の手」「５人抜き」といったスーパープレーや、素行の悪さでおなじみのマラドーナである。

アルゼンチンの代表監督は先日辞任しており（Ｗ杯予選で現在４勝４分２敗で３位）、後釜が必要だったのは事実である。
アルゼンチンのサッカー番組で「次の監督は誰がいいか？」というアンケートを取ったらマラドーナが２位になった、と「スーパーサッカー」でも言っていた。

いや、でもそれにしたってさあ、本当にマラドーナを監督にするって何を考えているんだろうかと言わざるを得ない。
ここ数年のテレビで見るマラドーナは、ボカジュニアーズやアルゼンチン代表が勝つ度に「うひょー」って感じで騒いでいる、陽気なオッサンにしか見えない。健康状態もいろいろ問題を抱えているはずだし、そういう意味でも大丈夫か、と心配である。

でも、もしかしたら監督としても天才的な才能を発揮するかもしれない。
戦術とかは教えられなくても、選手交代などの采配で天才的な閃きを見せるかもしれない。
それに、アルゼンチンの英雄が監督になってチームが勝てば、これ以上無い国威発揚になるよね！
うん、やはりマラドーナを監督にするしかないよ！
マラドーナ監督ばんじゃーい！ ∩（・з・）∩

・・・今のアルゼンチン人の心境はこんな感じなのではないだろうか。
まあ、ネタとして見る分には面白いので、頑張ってもらいたいと思います（笑）。