有馬記念2日前予想(1・2番人気の取捨編)。
うちの会社は今日で年内の業務終了。
例年なら29日まで業務のところを、29日を休みにして9連休にしてくれた経営陣の方々には大変感謝しております。
さて昨日書いた通り、日曜の有馬記念の前予想を。
今年はまず「昨年の1・2着馬であるマツリダゴッホ&ダイワスカーレットの取捨」から考える必要がある。
まず間違いなくこの2頭が1・2番人気を分け合い、3番人気以下は少し離れたオッズになるだろう(現時点ではマツリダは4番人気だが、最終的には1or2番人気になるはず)。
マツリダは、これまで中山では10戦7勝、重賞5勝という「中山の鬼」。
スカーレットはデビュー以来11戦連続連対という抜群の安定感。
普通に考えると、どちらが先着するかはともかく、この2頭でワンツーを決めそうな気がする。
しかし、そんな簡単には決まらないのが有馬記念である。
01年以降、1・2番人気でワンツーを決めたことは一度も無かったりする。これは秋~冬シーズン最後のG1ということで、見えない疲れとかが影響するからだろう。
あと、世の中が荒れている時は有馬も荒れるというジンクスがあるが、だとしたら今年は荒れないはずがない。
そもそもこの2頭は今年のG1を制していないわけで、そんな1・2番人気を自信満々に買うのはいかがなものかと思う。
ところで、JRAの公式サイトの「有馬記念データ分析」のコーナーに面白いことが書いてあった。
それは「3歳時に3着以内に入った馬は次に走った有馬でも3着以内に入る(過去10年で6頭)」、「4歳時に3着以内に入った馬は次に走った有馬では着外に沈む(過去10年で6頭)」というもの。
ちなみに後者の着外に沈んだ馬には、テイエムオペラオーやゼンノロブロイなど錚々たるメンバーが名を連ねている。このデータ通りにいくと、スカーレットは3着以内に入り、マツリダは着外に沈む、ということになる。
・・・実は11年~20年前だと逆に「3歳時に好走した馬は次に走った有馬で凡走」というパターンが多い(オグリキャップとかナリタブライアンとかヒシアマゾンとか他多数)のだが、それは「データが古い」ということで見て見ぬふりをしておく(笑)。
話を戻す。
個人的には、マツリダは誰もが「苦手の府中でのJC4着は仕方が無い、得意の中山なら確勝」と言っているのが気にはなっている。
今年は中山でG2を2個勝っただけでしょ?
そんな馬が有馬で1or2番人気でいいの?
・・・そんな風にひねくれ者としては思うわけです。というわけで、マツリダは“消し”の方向で考えている。
スカーレットはデータ通りに3着以内を確保しそうだと思うが、1着は堅いかというと不安もある。
それは「騎乗する安藤勝が、中山芝の重賞(G1ではなく、重賞である)を勝ったことが無い」という事実である。やはり相性というものは大事にしたい。あと、中山2500mで不利とされる外枠をひいたのもマイナスだろう。
というわけで、スカーレットは基本的に2着固定で考えている。
つまり「上記2頭以外から勝ち馬を探す」という話になるのだが、それはまた明日に。
さて、日曜の有馬も注目だが、個人的には明日のラジオNIKKEI杯2歳Sも気になっている。
注目は1番人気濃厚(金曜日前売りの時点で単勝1.1倍!)のリーチザクラウン。
初戦こそ2着に負けたが、2戦目に2着馬を2秒1ちぎるド圧勝、3戦目も3馬身差の快勝と派手なパフォーマンスを見せている。
で、この馬をPOGで持っているのですよ。
明日も勝つようなら来年のクラシックでも期待できる。なんとか勝ってもらいたいです。
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