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竜王戦第6局2日目。

今朝出社して、最初に確認したのは昨日支給された賞与の支給額。
思ったよりも貰えていて少し驚いた。書いてしまうと手取りで70万超え。35歳でこの数字はどうなのかとか思わないでもないが、私自身は満足しております。

今日は竜王戦第6局2日目。
渡辺竜王から見て3連敗の後に2連勝で迎えたこの一局。挑戦者の羽生名人が先手番ということもあり、渡辺には厳しいかと思ったが、結果は渡辺の勝利。それも渡辺の快勝と言っていい内容。
それにしても、羽生の敗局で両者が持ち時間を1時間前後残して終局するというのはちょっと珍しい。どんな劣勢でも粘りに粘りまくるのが羽生のキャラなのに。

以下、専門的な話。
羽生の封じ手▲3六歩がどうだったのか、と思う。
結局この後に渡辺に飛車切りからの猛攻を食らい、その後の羽生の反撃がたいしたことがなかったことを考えると、封じ手の時点では隙を与えない差し方をすべきだったのではないだろうか。
て言うか、羽生のそこまでの指し回しも若干消極的ではあったりする。精神的な話だが、“気合負け”という気がしないでもない。上にも書いたが、負けるにしても淡白過ぎるような・・・。

さてこの結果、3勝3敗の五分になり、第7局で勝った方が永世竜王というわかりやすい展開になった。
これまで将棋のタイトル戦で「3連敗から4連勝」というのは一回も無いのだが、(「3連敗から3連勝」までは何度かある)渡辺が奇跡を起こすのか、羽生が食い止めるのか。
注目の一局は来週の17・18日です。

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竜王戦第6局。 今日の大盤解説会はどうしようかな、新橋駅前の大内・藤森コンビか、連盟の阿久津・千葉コンビか、と考えつつ、 仕事の合間にところどころチェックしていましたが、 えっ、もう終局ですかあ・・・。 まだ4時半ですよ。 はやっ。 衛星放送、始まってすぐなんじゃないの? いやあ、まあ、こんなに激しい将棋では、早めの終局でも仕方ないですね。 急戦矢倉に変化して、初日から、すごい展開になりました。 そして、封じ手▲3六歩は勝負覚悟の手。 必然、後手の竜王は△2七歩から行くしかない。 ... [続きを読む]

受信: 2008年12月11日 (木) 22時19分

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