ガンバらしい戦いっぷりでした。
竜王戦の後は、クラブW杯、ガンバ大阪vsマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を観戦。
さすがに厳しい戦いになるだろうと思いながら見ていた。
しかし、ガンバは開始直後から積極的にシュートを放つ。そうすることでリズムが生まれていくという感じで、「ガンバ、なかなかやるじゃん」とちょっと嬉しくなる。
15分頃には裏に抜け出たFW播戸がミラクルトラップからシュートを放つが、マンUのGKファンデルサールがきっちりセーブする。
これが前半最大のチャンスだったなあ。
その後、マンUは28分、45分にCKで2点ゲット・・・。
どちらも完璧に高さ負け。MFギグスの鋭いCKも見事だった。て言うか、2点目のCロナウドのマークがMF明神じゃダメだろ・・・。
しかし後半もガンバは諦める事無く攻撃サッカーを続ける。まあ守っても仕方ないから当たり前なのだが。
20分にはMF遠藤のFKがゴールを襲うがこれまたファンデルサールに弾かれ、こぼれたボールを播戸が振り向きざまにシュートを放つが惜しくもバーの上。
播戸、枠に飛ばしてくれ・・・と思っていたら30分。パスがポンポン繋がり、最後はFW山崎が落ち着いて流し込んでゴール!
おおおおお、これはもしかして!と思った。2点差が1点差になった時の怖さはよく知っているし。
しかし1分後、途中出場のFWスポンジ・ボブルーニーにあっさり決められてまた2点差になってしまう・・・。
それでも直後にはMF遠藤の強烈なミドルシュートが枠を捕らえるが、惜しくもゴールならず。これでガックリ来たのかどうかはわからないが、直後に2点奪われて1-5に・・・。
あ~あ、やっぱりマンUの壁は厚いのね、と思っていたら40分。ガンバの誰かがあげたクロスがマンUのDFの手に当たりPKの判定。審判の空気の読みっぷりに「巧」です。
そして遠藤の必殺コロコロPKvsファンデルサールのセーブ、どちらが勝つのか!?という注目の対決は、遠藤が勝った。
ファンデルサールはギリギリまで動かなかったが、それを見越した遠藤はきっちり隅に決めた。さすが日本が誇るPK職人である。
そしてロスタイムに入ったところで、MF橋本がシュートを決めて3-5と再び2点差に。この無駄な諦めの悪さは素晴らしい。
その後、CロナウドのFKがセーブされたところで試合終了。冬の花火大会@日産スタジアムは5-3でマンUが勝利した。
それにしてもガンバはよくやったと思う。確かに試合がほぼ決まってからの2点ではあるが、「マンUから3点取った」のは事実である。威張ってもいいと思う。
昨日「華々しく散ってもらいたい」と書いたが、ここまでやってくれれば充分満足である。
ガンバはこの後は日曜に3位決定戦に出場する。
相手のパチューカは決して楽な相手ではないが、昨年の浦和に続いて3位を目指して欲しい。
あと最後に。試合終了後、速攻でCロナウドとユニフォーム交換をしたDF安田の素早さにも「巧」をあげたいです。
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コメント
あなたの素早くかつ的確な文章に巧です。面白く読ませていただきました。それにしても安田素早かったっすね。
投稿: カノン | 2008年12月18日 (木) 22時30分