竜王戦、決着。
つい先程、竜王戦第7局が終了した。
結果は、渡辺竜王が勝利。
この結果、渡辺が竜王を防衛し、初代永世竜王になった。ついでに「タイトル戦初の3連敗後の4連勝」を達成したわけだが、それはオマケのようなもの。
将棋の内容は超難解だった。正直、終盤はどっちが優勢なのか全くわからなかった。
結果として羽生の107手目▲2四飛が敗着だったようだが、じゃあ他に何を指せばいいのかというのも難しい。そういう将棋だった。
振り返ってみて、羽生が開幕3連勝を決めた時はどうなるかと思ったが、まさかこんな結末が待っているとは驚きである。
渡辺にとってターニングポイントになったのは、誰もが思う話だが第4局での勝利だった。あの最終盤、ギリギリで凌ぎ切って挙げた勝利が大きい力になったと思う。まあ、そうは言っても4連勝するとまでは思わなかったが。
というわけで竜王戦が終わった。
ここ3年で佐藤康光が2回、そして今年が羽生と、「さすがに今年は竜王を奪われるだろう」と予想されながら防衛し続けた渡辺はたいしたものである。今後は竜王戦以外でも頑張ってもらいたいところ。
一方羽生だが、やはり一年中勝ち続けるのは難しいことなのだなと改めて思った。
まあ終わってみれば楽しい2ヶ月でした。
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