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カネヒキリ復活の裏話を聞いて。

昨日「カネヒキリを復活させたスタッフの手腕と辛抱強さには感服する」という話を書いたが、今日の新聞でカネヒキリへの治療技術の内容が書かれていて、これが興味深いものだった。

「カネヒキリVに最先端技術」

記事によると「カネヒキリの体の一部(幹細胞)を取り出してそれを培養し、患部へ直接注射することで屈腱(脚の骨を繋ぐ腱)を再生させる」という治療を行っていたそうだ。
こういう医療技術は全くの素人なのでデタラメな事を書いているかもしれないが、“体の一部を培養”という響きからなんとなく「クローン技術」みたいなものを想像した。なんかSF話のようで、ちょっとカッコイイとさえ思った(笑)。

それにしても、昨日も書いたが医学の進歩というのは凄いものなのだなとしみじみ思う。記事の締めでも書かれているが、屈腱炎が克服可能になる日が来るのかもしれない。
そして、馬でこういう治療が可能ということは、人間でも似たような形で可能になるのであろう。同じ哺乳類なんだし(←すいません、適当に書いてます)。
こういう話を聞くと、やはり医学にはちゃんと資金・人材を投入しないといかんよねと強く思う。

あと、こういう話はレース前に教えて欲しい(笑)。
「従来の治療とは違う」と知っていれば、買い目にいれていたかもしれないのになあ。
とりあえず、今後は屈腱炎明けだからといってむやみに消すのだけはやめておこう。

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