「3月のライオン」第2巻を買いました。
12月に入って、Jリーグ各チームで契約非更新(要するにクビ)の選手が発表されているが、東京の選手は未だに発表されていない。非更新ゼロということはないと思うのだが、6日の最終戦が終わるまでは発表しないのだろうか。やきもきしながら過ごす日々が続きそうだ。
というわけで他の話。
先週の28日に「3月のライオン」第2巻が発売された。
3月のライオン(2) |
一応説明しておくと、「3月のライオン」は「ハチミツとクローバー」(いわゆる「ハチクロ」)の作者、羽海野チカの作品である。
「将棋棋士を題材とした漫画」ということで読み始めたわけだが、9ヶ月の時を経てようやく第2巻が発売された。
1巻が発売された時に「哀しく切ない話」と書いたが、この2巻は主人公が周りの人々との交流からいろんなことに気づいたり、葛藤したりと「主人公が人間らしさを取り戻していく」話が主である。
・・・私にはそう感じました。
ただ、そういうハートフルな話でありながら、勝負の世界で生きる者の苦悩を描くシーンも充分読みごたえがあった。て言うか、読んでいるうちに中高の将棋部時代を思い出して、切なくなった。
あと、中盤で「将棋とはこういうゲームです」的な説明シーンがあるが、あれは将棋初心者にこそ読んでもらいたい。いや、日本将棋連盟は“あの絵柄”で「初心者向け入門書」を発行するべきだとさえ思う(笑)。
作者の、将棋に対する愛を感じるシーンだった。
というわけで、第2巻にして「題材が将棋ということで毛嫌いするのではなく、手に取って読んでみて欲しい」と声を大にして言える作品になりました。
今後の展開が楽しみです。
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