里見香奈倉敷藤花が男性棋士に勝ちました。
今日は結局雪を見ることは無かった。しかし、今日はかなり寒かったし雨&風も強かったしで、面倒な一日だった。ただ、最近は乾燥しきっていたから、そういう意味ではいい雨だったのかもしれん。
今朝、「めざましテレビ」を見ていたら「チャゲ&飛鳥解散(厳密には「CHAGE and ASKA」だが、しっくりこないので旧表記で)」というニュースを報じていた。
しかし、午後になって「『チャゲアス解散』を所属事務所が否定」という話も出てきた。
果たしてどっちが正解なのだろうか。なんとなく「本当は解散を正式に発表したかったのに、新聞にすっぱ抜かれたのでひとまず否定した」のではないかという気がする。
さて、個人的にはチャゲアスの解散騒動より衝撃的だったのがこのニュース。
「里見香奈倉敷藤花、男性棋士に勝利」
今日、将棋の新人王戦が行われ、里見倉敷藤花が男性棋士の稲葉四段に勝利した、という話である。
新人王戦は26歳以下かつ五段以下の男性棋士メインの棋戦だが、26歳以下の女流棋士も4名参加している。ただ、ほとんどは男性棋士に負かされているのが現状であった。ちなみに里見は昨年も参加したが、負けている。
里見が男性棋士との公式戦で勝利したのはこれが初めて。
現在、里見は16歳10ヶ月だが、これは「男性棋士に勝利した女性棋士の最年少記録」。
ちなみに、これまでの記録が石橋女流王位の23歳1ヶ月。こう見ると、今日の里見の勝利は凄いことなのだなと思う。
「でも相手の稲葉四段ってのが弱いだけでしょ?」と思う人もいるだろう。
では稲葉四段の今年度の成績がどんなものかというと、昨年の4月にプロ入りしてから32戦して24勝8敗(今日の対局含む)は全棋士中5位(1・2位はプロになりたてで3戦3勝とか2戦2勝の棋士)。棋聖戦の予選ではA級の郷田九段を破り、次に谷川九段を破ればベスト8に残るというところまで来ている。
要するに「若手のホープ」である。それに勝ってしまったのですよ。
今年も里見香奈から目が離せない。そう思わせる今日の勝利でした。明日の「囲碁・将棋ジャーナル」(NHK-BS2で12時10分から放映している囲碁・将棋の情報番組)で取り上げてくれることを期待します。
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