「ヴェルディ身売り」報道に思う。
今朝、駅のキオスクの前を通り過ぎた時、新聞置き場に「ヴェルディ」の文字が見えた。
この時期にヴェルディの話題といったら“アレ”しかないよなあと思ったが、わざわざ新聞を買う気もしないのでスルーして会社に向かう。そして会社に着いてニュースをチェックしていたら、真相が判明した。
「東京V身売りへ 学習塾に再建託す」
予想通り、経営難のヴェルディが身売りするという話だった。
昨年にフッキや大黒を獲得したことで金を使いまくり、それでもJ2に落ちてしまって財政状況が酷いことになっていると聞いていたので、「ついに来たか」という感覚である。
身売り先はリソー教育という個別学習指導教室。
昨年はヴェルディ、横浜FCのユニフォームスポンサー、そしてFC東京のクラブスポンサーにもなったように、サッカーへの理解のある会社である。
FC東京の試合では、07・08年は「トーマスDAY(トーマスはこの会社の塾の名称)」と称して、試合来場者にタオルマフラーとクリアファイルを無料で配布するなど太っ腹なところを見せていた。リソー教育のHPを見たら、上記3チームのチケットプレゼントもしていたようで、本当にいいスポンサーだったと思う。
しかし、今回の件でヴェルディの経営に携わるとなると東京のスポンサーを降りる可能性はありそう。なんとか今年もスポンサーを継続してもらいたいのだが。
さて、この身売りでヴェルディがなんとかなるかというと、そんな簡単なものでもないだろう。あくまで「50%の株式、約5億円」の譲渡先が決まっただけの話しだし。
昨年からMFディエゴ、福西、DF那須がいなくなった状態でなんとかなるほどJ2は甘くないはず。
それにしても、今回の件で思うのは「ヴェルディを手放すぐらい日テレは大変なんだな」ということ。
日テレは08年9月の中間決算で赤字になったと報じられたが、そんな状況でJ2落ちしたチームを支える気にはなれないということなんだろう。
とりあえず日テレには、ベレーザ(澤などが所属する女子チーム)だけはなんとしても支えて欲しいとお願いしたい。ベレーザがダメになったら女子サッカーの灯が消えかねん・・・。
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