第43回スーパーボウルを見て(ネタバレ注意)。
今日は第43回スーパーボウル、ピッツバーグ・スティーラーズvsアリゾナ・カージナルス。
NFLはそんなに真剣に見ているわけではないが、スーパーボウルだけは毎年見るようにしている。
今年も家に帰るまで情報を遮断することに成功し、結果を知らないままで録画を見ることができた。
で、先程ようやく見終わったのだが、今年も凄い試合だった。
第2クォーター終了直前、カージナルスが7-10で負けていたが、あともう少しでタッチダウンというところまで行った。
しかしそこで超痛恨のインターセプトを喰らい、しかもそこからインターセプトタッチダウンまで喰らい、7-17に。
そして第3クォーターではあまりスコアは動かず、スティーラーズが20-7とリードして第4クォーターを迎えた。普通に考えて、スティーラーズ楽勝の流れである。
ここからが「アイシールド21」も驚く展開。
まずカージナルスがタッチダウンを決めて20-13と6点差に。これでもう一回タッチダウンを決めれば逆転、という展開になった。
そしてその後のスティーラーズの攻撃を抑え、カージナルスの攻撃に。ここで平凡なストーリーなら「逆転タッチダウ~ン!」なのだが、このカージナルスの攻撃は凌がれてしまう。
ああ、やっぱりそう甘くはないのか、と思ったらその後のパントでスティーラーズ自陣の最深部からの攻撃にさせた。
これは「スティーラーズのセイフティ(自殺点)を誘発して逆転する」という展開があるかも!?と思った(「アイシールド21」でも西部戦でそういう展開がありましたな)。
果たして、本当にセイフティが決まってしまい、4点差に。その上カージナルスの攻撃。
こういう流れになると恐ろしいもので、カージナルスの一発目のパスがスコーンと通り、あっさりとタッチダウン!2分35秒を残して23-20とカージナルスが逆転した。
しかし、ここからのスティーラーズが渋太い。
パスでどんどん距離を稼ぎ、今度はスティーラーズが大きいパスを通してタッチダウン目前まで。
そして2ndDownで投じたパスがギリギリでキャッチされ、スティーラーズが27-23と再逆転!漫画でも描かないよ、こんな展開。
この時点で残り35秒。カージナルスは必死にパスを通そうとするが、最後はパスターゲットを探す間にボールを奪われて万事休す。
というわけで、スティーラーズが27-23で勝利。
第4クォーター開始時(20-7でスティーラーズがリード)は、「点差がこれ以上広がったら見るのや~めよっと」とか思っていたのだが、まさかこんな劇的な展開が待っているとは。まあ、「両チームとも肝心な所での反則多すぎだろ」とか、若干興ざめなところもあったが、そんなのは些細なことです。
いや、マジで情報を遮断してまで見た甲斐があった。これだからスーパーボウル観戦はやめられん。
これでこの楽しみを語り合える知り合いがいれば言うことなしなんだがなあ・・・。
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