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ダイワスカーレット引退に思う。

私の会社の来期(4月以降)の職制が発表された。
自分の話を書くと(て言うか内部情報を晒しまくるわけにもいかん)、部署が変わることが確定した。今の部署で、サブ的に行っていた仕事がメインになる、という感じ。勤務先が変わるわけではないし、なんとかなるだろうとは思っている。
とりあえず引き継ぎの準備を始めないといかんなあ・・・。

今日は、先週の調教後に屈腱炎を発症したダイワスカーレットの引退が発表された。
当初の予定では、今週のフェブラリーSに出走→ドバイ遠征→欧州遠征などのプランが描かれていたが、全ては夢で終わってしまった。

「勝ったG1は桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯・有馬記念」「牝馬で有馬記念を制したのは史上4頭目、1番人気で制したのは史上初」「12戦8勝2着4回と連対率100%。」などなど、超A級の成績を残したダイワスカーレット。
“名牝”と呼ぶに相応しい馬だったと思う。

印象が強いのは昨年の天皇賞(秋)。
「現場で見たから」というのもあるが、長期の休み明けで臨み、直線に入ったところでは「これはすぐに後続に捕まるだろうな」と思ったところから驚異的な粘りを見せたところに驚いた。あのレースで「この馬はとんでもなく強いんだな」と思ったのをよく覚えている。

個人的にはドバイワールドカップ(ダート2000m)での走りを見たかった。
先行力が要求されるドバイで勝負になるのは、現役では彼女をおいて他にはいないと思っていた。環境の変化に対応することができれば好勝負できたと思う。

この春からは繁殖牝馬としての仕事が始まる。
今年はチチカステナンゴ(社台が購入した新種牡馬。カロの系統)との交配を予定しているらしい。
スカーレットは父アグネスタキオンだから、サンデー系や母父サンデーの種牡馬を配合しづらいという血統的な制約があるのが悩みどころ。
ただ、そうは言っても微妙な実績しかない新種牡馬との交配はどうなのよ、とは思う。これならキングカメハメハかクロフネを種付けして「松田国師のハードな調教に壊された馬同士の配合」というのを見てみたいのだがどうだろう。

何はともあれ、お疲れ様でした。今後はいい仔を産んで欲しいものです。

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