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棋王戦第5局。

今日は棋王戦五番勝負の第5局。
佐藤棋王vs久保八段挑戦者との対局は、今日勝った方が防衛or奪取となる大一番である。

結果は久保が勝ち。
久保の後手番でのゴキゲン中飛車(そういう戦法名なんです)に、佐藤が珍しい対応策を繰り出したが、久保が手薄になった佐藤の端を攻めたのが好判断。久保が少しずつ優勢をキープしたまま押し切った。

これで久保は初のタイトル獲得。
これまでのタイトル戦は全て羽生に挑戦し、全て敗退していたが、タイトル保持者が羽生でなかった今回はきっちりチャンスをものにした。
振り飛車を得意とする棋士がタイトルを獲得したのは、同じ振り飛車党として凄く嬉しい。て言うか、振り飛車党のタイトル獲得っていつ以来なんだろう・・・。

このブログで第4局終了時に「「○○に勝って欲しい」という希望はあるのだが、それを書くとたぶん実現しないので書きません(笑)」と書いたが、これはもちろん「久保に勝って欲しい」と書きたかった。
しかし、その気持ちをぐっと堪えて書かなかったのだが、その想いが通じた・・・のか?

まあなにはともあれ、久保棋王誕生おめでとう!

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初めて「後手」勝ち越し 08年度公式戦 2008年度の公式戦で後手番が1175勝1164敗(勝率5割2厘)となり、初めて勝ち越した。 将棋は従来から先手が有利といわれてきたが、2008年に関してはそれが覆された。 全ては羽生善治四冠の活躍によるものと、個人的には思っている。 羽生四冠は私が見る限り、後手番になると角交換をする傾向が強い。 ただでさえ、1手損をしているのにさらにここでもう1手損をするなんて愚かだと思ったがさにあらず。 ホントに将棋には無限の広がりがあ... [続きを読む]

受信: 2009年4月 1日 (水) 12時08分

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