明日は瀬川四段の昇級に向けての大一番。
今朝の「めざましテレビ」で、「草彅剛、5月28日に仕事復帰、29日に生放送出演」と報じていた。なんか、あっさり復帰したなあという感じ。
まあ、別に構わないんじゃない?というのが率直な感想。とりあえず「『ぷっ』すま」でのユースケ・サンタマリアがいっぱいいっぱいな状況なので、早く復帰して助けてやってくれ(笑)。
今日は草彅の話ぐらいしかないので明日の話。
明日は将棋で、ある意味注目の一戦が行われる。
棋聖戦予選、瀬川四段vs中座七段である。
瀬川は、一度は奨励会(プロ棋士になるための組織)を年齢制限で退会しながら、その後のアマチュアとしての活躍が認められて05年にプロ棋士編入試験を受けることができ、そこで合格したことでプロ入りした異色の棋士である。
この試験の時に「サラリーマンがプロ棋士に挑戦!」と言われて何度かテレビでも取り上げられたので、ご存知の方もいるだろう。
ただし、プロ入りしたとは言っても、“フリークラス”としてのプロ入りだった。
このフリークラス扱いの棋士は、順位戦以外の棋戦には全て参加できるが、フリークラスに編入後、10年以内に“昇級”しないと引退させられてしまう。その昇級の条件は以下の4つのうちどれかを満たすこと。
1.年間(4月から翌年3月まで)に「参加棋戦数+8」勝以上、かつ勝率6割以上。
2.良いところ取りで、連続30局以上の勝率が6割5分以上(年度をまたいでも有効)。
3.年間対局数が「(参加棋戦数+1)×3」局以上。
4.全棋士参加棋戦で優勝、またはタイトル挑戦。
で。
瀬川は2008年1月23日以降で22勝12敗。勝率64.7%である。次の対局を勝つと、23勝12敗で勝率65.7%となり、上記2の条件を達成する。
つまり、明日の対局は「瀬川がフリークラスを卒業できるか否か」の大事な一局になるわけだ。
・・・ここまで長い説明だったぜ・・・。
明日仮に負けたとしたらその後3連勝しないといけないので、なんとしても明日決めたいところ。残念ながらネット中継は無いが、棋聖戦の主催である産経新聞で結果を知ることはできるだろう。
頑張って欲しいと思います。
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