後手番が4連勝の名人戦。
今日は名人戦第4局2日目。
羽生名人と郷田九段挑戦者との対戦成績はここまで羽生の2勝1敗。羽生が名人防衛に王手をかけるか、郷田が2勝2敗のタイに持ち込むかという一局である。
結果は郷田が勝利。
相掛かりの難解な将棋だったが、気がついたら郷田が勝っていた。
・・・もう、この2人の将棋、難しすぎて嫌だ・・・。
ところでこの将棋、84手目に郷田が角での王手から逃げたのが「両者合わせて初めて王が動いた一手」だった。この84手目は2日目の夕食後に指されたわけで、ここまで王が動かないというのも珍しい。
そしてその2手後に終局を迎えるのだが、羽生の王は最後まで1回も動かなかった。これも珍しいことだと思う。調べたわけではないけど。
さて、名人戦は4局終わって2勝2敗のタイスコア。
そして、面白いのが「後手番が4連勝している」ということ。
確かに、昨年度は全公式戦の総計で後手番が勝ち越したわけで、おかしくないと言えばおかしくないわけだが。
というわけで、改めて“3番勝負”になった、名人戦。
第5局は6月2・3日。ここは羽生が後手番になるわけだが、さてどうなることやら。
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