名人戦の決着は最終局に持ち越されました。
昨日も書いたが、今日は名人戦第6局2日目。
郷田九段挑戦者が勝って名人奪取なるか、羽生名人が勝って防衛に逆王手をかけるか、という一局。
結果は羽生名人の勝ち。
序盤に郷田が意表を突く指し回しを見せるが、あまり効果なし。終始羽生が優勢に進め、そのまま押し切った感じ。
終盤に一瞬だけ郷田がうまく凌いだか!?と思わせる局面もあったが(106手目△8六桂)、羽生がそれ以上の攻めの手(107手目▲7三銀)を見せたのはさすがだった。
これで対戦成績は3勝3敗のタイとなり、第7局で決着をつけることになった。
予想としては「羽生の防衛」としておく。
理由として、今回の第6局で“本筋”の戦法を避けた郷田に“気合負け”を感じたから。確かに郷田にとって今日は負けてもいい将棋ではあったが、そこで今日のような将棋を指すようではダメな気がする。根拠とかは無いが、“勝負の流れ”というのはそういうものだと思う。
第7局は23(火)・24(水)。
24日は帝王賞@大井を見に行くからリアルタイムでは観戦できないが、好局を期待します。
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