皆既日食にちなんでエクリプス(競走馬)雑学。
今日は皆既日食の日だったが、東京では(元々東京は部分日食だが)曇りだったので見ることができなかった。まあ、そんなものよね。天候ばかりはどうしようもないわけで。
でも「皆既日食を見に鹿児島に行ったけど、悪天候で見られなかった」人とかにしてみれば悔しい思いで一杯だろうなあ。
ところで、「皆既日食」を英訳すると「total eclipse of the sun」である。「ecilpse」が「食」を意味するわけです。
そして「eclipse」と言えば、18世紀最強の競走馬であり最高の種牡馬の名前である(以下「エクリプス」表記)。
・・・強引な展開だが、エクリプス雑学におつきあい下さい。他にネタが無いのですよ(笑)。
エクリプスの戦績は18戦18勝。
と言っても、あまりに強すぎて誰も一緒のレースで走ろうとせず、エクリプスが1頭だけ走ったレースが8回あるのだけど。
ちなみに「eclipse」を動詞で使うと「(他を)しのぐ、凌駕する」という意味があるが、これはエクリプスの強さが語源となっているそうだ。動詞になるほどの強さというのは凄い。
種牡馬としても優秀で、リーディングサイヤーこそ取れなかったが現代の世界中の競走馬の95%は、父方(父の父の父の・・・)をたどるとエクリプスにたどり着く。
エクリプスの名を冠したレースとしては、イギリスのエクリプスステークス(芝10ハロン7ヤード)があり、勝ち馬には超一流の馬名(ミルリーフとかサドラーズウェルズとか)が並ぶ伝統の一戦である。
あと、アメリカの年度代表表彰は「エクリプス賞」と言う。もちろんエクリプスにちなんだもので、野球で言えば沢村賞やサイ・ヤング賞みたいなものである。
エクリプスの名は、死後220年経った今でも残っているわけです。
と、「皆既日食」からの流れでエクリプス雑学をだらだら書いてみました。
競馬ファンなら知っておきたいところですね(←そうか?)。
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