東急将棋まつりに行きました。

今日から夏休み。
というわけで東急将棋まつり＠渋谷東横店に行ってきた。

会場は８階なのでエレベーターに乗った。
すると中には里見香奈倉敷藤花と木村八段がいたのですよ。
これには驚いた。思わず「おおっ」と声が出そうになった。
エレベーターは程なく会場の８階に着き、私はエレベーターの「開」ボタンを押して二人に（まあ木村はどうでもいいのだが）「先にどうぞ」と降りて頂いた。里見に会釈してもらってすっごく嬉しくなりました。木村は・・・見てなかったから知らん（ひでぇ）。

催しはまずは「鈴木八段ｖｓ野月七段の公開対局」で解説が木村＆里見コンビ。
ちなみに写真はこんな感じ。左側に木村がいると思え。

ここは予想通り木村のトークに笑わせてもらった。
＜対局前＞
木村「鈴木八段の将棋はよく見る？」
里見「はい」（※鈴木と里見の得意戦法は同じ）
木村「鈴木八段は先手と後手のどっちになってもらいたい？」
里見「先手です」
木村「じゃあ鈴木八段の先手で始めましょう。」
会場大爆笑（先手後手は振り駒で決めるのがルール。勝手には決められません）。
木村「いいんです、将棋界は里見さんを中心に回っているんです。」
再び会場大爆笑。木村、面白すぎるだろ・・・。結局振り駒は行い、鈴木が先手になりました。

＜対局中＞
木村「今日の僕は、最後に羽生さんと対局なんですね。ほんとうんざりなんですよ。」
会場大爆笑。木村の自虐ギャグは鉄板すぎる・・・。

こんな感じの解説という名のトークショーは進んでいきました。里見は聞き手に専念していたので面白い話は無し。まあそんなものだろう。

午後は「里見倉敷藤花ｖｓ斎田女流四段の公開対局」に解説が羽生名人・四冠＆山田女流三段という超豪華な組み合わせ。そのせいもあって、観客もすっごく多かった。まあ羽生を見たいが為に私の母親が足を運んだぐらいだからなあ。
羽生の解説は木村のようなジョークは少なく、真面目にしっかりこなしていた。て言うかこれが普通なのだと思う。
将棋は斎田勝ちに思えたが、終盤で斎田に緩手が出て、最後は斎田の王手に里見の逆王手で受け切るという大技が決まって里見の勝ち。非常に“公開対局らしい”将棋だった。

プログラムはまだ残っていたが、充分楽しんだので、最後に里見の扇子だけ購入して帰宅。一応、将棋界＆主催の東急にお金を落としてきました。
さあ、明日は京急の将棋まつりに行くとするかねえ。