クイックピック投票馬券の導入に思う。

土曜に負傷した、ＦＣ東京ＭＦ石川の検査は今日行われ、「左ひざ前十字靭帯不全損傷」という診断が下された。
全治については「最低でも１～２ヶ月を要する」という報道もあったが、現在は全紙で「全治不明」という書き方になっている。
なんとなくだが、来年のＪリーグ開幕には間に合いそうな気はする。さらに言えばＷ杯にも間に合いそうな気がする。
うん、少し前向きな気分になれそうです。

話は変わって競馬の話。
先週末の京都競馬場で、「クイックピック投票」による馬券が試験販売された。
これは全ての種類の馬券を対象に、馬番・枠番の組み合わせをコンピュータに自動選択してもらうもので、「全部お任せ」か「１頭だけ選択」を選ぶことができる。
これについて、評論家などの「競馬は推理するのが楽しいのに、こんな運任せの馬券を発売するなんてナンセンスだ」なんて意見をよく見る。

それはごもっともだけどオレの考えは違った。（（ｃ）本田圭祐）

例えば「このレースで○○が勝つという自信はあるが、単勝では配当が安いからつまらない。でも相手に何が来るか読めない」なんて時に、「『○○の１着』を固定して、クイックピックで３連単を買う」というのは“あり”だと思う。
あと、グループで競馬場に行った時は「運試し」と称して買う、なんて楽しみ方もあるだろう。
頭ごなしに否定するのは硬直した考え方だと思う。

ちなみに、先週末は土日で９千倍や５万倍の馬券がクイックピック投票の発売分から的中したそうだ。
まあ、５万倍の馬券なんて予想して取るのは難しいし、そういうのはむしろクイックピック投票の方が可能性があるのかもしれない。
そこらへんをうまく煽れば、意外とヒット商品になる可能性を秘めていると思うのだがなあ。