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武豊の駄騎乗っぷりに呆れる夕方。

天皇賞(秋)が終了した。
勝ったのは5番人気カンパニー。
前半5ハロン59.8秒という遅すぎる流れの中で中団につけ、直線ではスムースに抜け出て、ラスト3ハロン32.9秒という末脚を繰り出しての快勝。横山典のソツのない騎乗が光った。
カンパニーは8歳馬だが、「8歳馬のG1制覇」は史上初。
ここまで現役を続けさせるというのは並大抵の努力ではできないこと。陣営の手腕には恐れ入る。
カンパニー自身ももちろん素晴らしい。3歳時から重賞で好走していて、それから6年間、大きい故障も無くここまで現役を続ける馬なんてそうはいない。まさに「無事是名馬」である。

2着には7番人気スクリーンヒーロー。
宝塚記念以来の休み明けで臨んだ一戦だったが、内枠からすんなり好位につけ、直線もそれほど脚色は衰えなかった。おそらくは次走は昨年制したジャパンカップになるだろうが、連覇に向けていい叩き台になったと思う。
しかし、この馬は「内枠の先行馬」だから買えないことも無かったなあ。結果論だけど。

さて問題は1番人気で3着に負けたウオッカ。
まず、スタートはそれほど悪くなかったのだが、無理に先行させずにいたら外からどんどんかぶされる形になり、向こう正面では13~14番手という想定外の位置取り。テレビを見ながら「これじゃあダメだ・・・」と頭を抱えたくなった。
それでも直線に入ってインがガラっと空いた時は「おお、これなら最短距離で突き抜けられる」と思ったのだが、すぐに先行する3頭が壁になるのを見越して外に持ち出す羽目に。
そこからは鋭く伸びたのだが、結局スクリーンヒーローを捕らえきれず。

これはもう「武豊の駄騎乗」と言っていい。
1・2着馬がスムースに乗っての結果なだけに尚更そう思う。よくもここまでヘタに乗れるものだとある意味感心する。
スタート後のポジション取りでのロス、直線に入ってからの進路取りのロス。さすがにこれで勝てるほど甘くはないわなあ・・・。
この後はウオッカはジャパンカップに向かうのだろうが、普通に厳しいだろう。「関西の人にもウオッカの走る姿を見せてあげたい」とか言ってマイルチャンピオンシップに向かった方がいいと思う。

というわけで馬券も外れ。
なんかもう「何をやってもダメなものはダメ」モードになっている気がする。

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