データセンターを見学しました。
たまには仕事の話でも書いてみる。
昨日今日と、同じ部の先輩と都内某所のデータセンターへ見学に行った。
まず「データセンターとは何ぞや」という話をすると、一言で言えば企業などのサーバを預かって保守・運用するところである。
サーバは場所は取るし、重いし、発熱も凄いし、それでいてトラブルがあったら一大事(おそらく全く仕事にならなくなる)という性質のもの。なので、そんなサーバを安全に保守・運用するというのは充分に商売になる、というわけです。
うちの会社もデータセンターのお世話になる必要があるのでは、ということで先輩が見学に行くので、建前上は勉強の為に、本音は社内にいるのが嫌なので(笑)同行させてもらった。
で、昨日と今日で2箇所見させてもらったのだが、いろいろと面白かった。
まず地震対策。当然、大きい地震でサーバが倒れたら大変なので対策をしているわけだが、昨日行ったところは「建物自体が震度7の地震が来ても、震度3レベルの揺れにしかならないような構造になっている」と言われた。
なんでも、屋上におもりが置いてあってそれを制御することで地震の揺れを抑えるらしい。凄え。
セキュリティも、企業情報の塊であるサーバを扱うわけだから厳重である。
手の中指の静脈で入室チェックをするとか、目の虹彩で入室チェックをするとか、正しい手続きで入室した人の背後にくっついて不正に入室しようとすると扉が閉まるとか、あちらこちらに監視カメラが配置されているとか。
こういうセキュリティ設備があることは知っていたが、実際に体験するとちょっとSFチックでドキドキした(笑)。さすがに機器に勝手に触る気にはなれなかった(←当たり前だ)。
こういうのを見ると、うちの会社のサーバの扱いのショボさ(一応は機密なので書けない)を思うと笑うしかなかったりする。
と、こんな感じで楽しい社会科見学でした。これだって立派な仕事ですよ、ええ。
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