王座戦開幕。

昨晩は久々にクーラーに頼らずに寝ることができた。
今日は日中も涼しかったし、よ～～～うやく秋らしい陽気になってきた・・・のだろうか？

今日は王座戦五番勝負の第１局。
羽生王座に藤井九段が挑む今回のタイトル戦。
藤井がタイトル戦に出場するのは、０１年の竜王戦（この時、羽生にタイトルを奪われた）以来。かなり久々の出場である。
藤井はかつては「藤井システム」という革命的な戦法をひっさげて一世を風靡した棋士だが、その藤井システム対策が進んでからはタイトル戦には縁遠くなってしまった。
しかし、２年前から矢倉を指すようになってから調子を取り戻し、今回のタイトル挑戦となった。

と、長い前振りだったが、今日は羽生が勝利。

後手番の藤井が変則的な四間飛車に組む工夫を見せるが、序盤の構想に問題があったのか、羽生が優勢になってそのまま勝利。正直、面白みも何も無い将棋だった。

それにしても、羽生の王座戦での強さは異常だ。
１９９２年（１８年前！）に王座を奪取してから一度も王座を奪われてないというのも凄いし、ここ５年は全て３連勝で防衛しているというのも凄い。ちなみに今日の勝利で、「羽生の王座戦での連勝記録」は１７連勝となった。
・・・なんか、このまま１９連勝まで行ってしまいそうな気がするなあ・・・。