京都大賞典と毎日王冠の感想。

先ほど京都大賞典と毎日王冠が終わった。

京都大賞典は、◎メイショウベルーガ（２番人気）がインから鋭く抜け出て勝利。
改めて、京都の外回りは安定して強いと感じた。エリザベス女王杯も、ブエナビスタが出走するとかなければ勝てると思う。
１番人気のオウケンブルースリは、大外からよく伸びているが届かず。
まあ、今日は＋２２ｋｇで明らかに「休養明けの一叩き」という感じだったのでこんなものだろう。天皇賞（秋）は距離的に厳しいかもしれないが、ジャパンカップは連は外さないはず。

毎日王冠は、最後の直線でインから伸びたアリゼオ（６番人気）が、粘るエイシンアポロン（８番人気）をハナ差競り落として勝利。
昨日「アポロンの単も抑えるべきかも」と書いた手前、アポロンの単も買っただけにこのハナ差負けは悔しすぎる・・・。ちなみに単勝１８倍（最終オッズ）を５００円持ってました。ちくしょう。
さて、この上位２頭だが、あまり評価はできない（理由は後述）。
１番人気ペルーサは、スタートで出遅れて、直線では大外をぶん回して５着。
これも昨日書いたが、藤沢和の馬を休み明けで買う人は競馬やめた方がいいと思う（笑）。昨日から書いてたという事実に価値があるよね、と自画自賛してみる。

ところで。
この毎日王冠はインを突いた馬が勝ち、インで粘った馬が２着に入り、外を回した人気馬が負けたレースだった。さらに、芝２０００ｍで行われた９レースもやはりインを突いた馬が穴を開けていた。
要するに、インを走った馬が好結果を出したわけだ。
で、府中の芝コースは、今日のように「渋った馬場でスタート＆天気は晴れ」という状況だとインから早く乾き、インコースが有利になる。だからこういう結果になるのは必然だったりする。
先ほど「毎日王冠の結果は評価できない」と書いたのはそういう理由。「だってインを突いて好走しただけでしょ？」というわけである。

さてそうなるとこういう疑問が生じる。

「なんでみんなインを突かないの？外を回すの？バカなの？」

・・・まあ、バカなんだろう（笑）。

それが一番わかりやすい答だ。
しかし、こういうバカな乗り方する騎手ばかりだと萎えてしまう。そりゃあ馬券の売り上げも落ちるよね、って話だ。
と、珍しく推奨馬が勝ったのに微妙な気分です。