大熊監督続投。

東京のＪ２降格から早や５日。
現時点ではＧＫ阿部（今年の第３ＧＫ）が湘南へ移籍することが決まった以外、他クラブへの移籍の話は出ていない。

そんな中、今日は大熊監督の続投が決まった。

「大熊清監督　来季続投のお知らせ」

無難な選択ではある。
確かに大熊監督で立て直せなかったのは事実だが、指揮を執った１１試合で勝ち点１４というのは悪い数字ではない。何度も書くが、神戸が怒涛の追い込みを見せなければ普通は残留できていたと思う。
それに、ここで全く新しい監督を招聘するというのもリスクはある。
個人的には賛成の人選です。

ただ、大熊監督は「追い込まれた時に跳ね返せない」というイメージはある。
今年もそうだし、９９年のＪ１昇格の時も、１０月以降に１勝６敗と苦しんでいる。最終節で大分が引き分けに終わったことでタナボタ的に逆転昇格しただけで、「自力でどうにうかした」という感じではなかった。

まあ、リーグ戦そのものを「追い込まれる展開になる前に逃げ切る」ことができればいい、というのはある。
でも、来年のＪ２をそんなに楽に逃げ切れるとは思えない。いや、これ自虐でもイヤミでもなんでもなく、マジでそう思ってます。