郷原引退に思う。

今朝は会社で「有馬記念当てた？」とか「（天皇杯の）東京凄かったね～」とかいろいろ声をかけられる。いつもそういう話ばっかりしているからなあ（笑）。て言うか、意外とみんな見ているのだなあとは思った。

今日はＪＲＡから高野、郷原、小林久の３名の騎手の引退が発表された。
先週も８名の騎手が引退を発表したが、今日の３名も含めて凄まじく微妙な成績（「ぱっとしない」とも言う）の騎手ばかりである。
なんでも、来年より騎手から調教助手に転身する条件が厳しくなるそうで、それを受けての“引退ラッシュ”らしい。
まあ仕方ないかとは思う。私が馬主だとしてもこのクラスの騎手に騎乗依頼はしない（笑）。調教助手に転身できるうちにしておいた方がいいだろう。

今回の合わせて１１名の引退騎手の中で、最も思い入れがあるのは郷原である。
人気になる馬をことごとく飛ばしてくれるので、「郷原が騎乗するだけで消し」ということができる、とても貴重な騎手だった（笑）。

郷原で最も思い出深いのが２００２年のカブトヤマ記念。
このレースで、私は「１４頭立ての外側６頭の３連複ＢＯＸ買い（馬番９～１４番での２０点買い）」を敢行していた。
そして、結果は１３→９→１２で入線。
見事に的中・・・かと思ったら１位入線した郷原騎乗のカンファーベストが斜行で降着処分になってしまった。
その結果、２着以下が繰り上がり、４位入線の馬番１４番のメジロサンドラが３着に繰り上がった。
つまり、入線は９→１２→１４となり、３連複は９－１２－１４で、結局は的中となった。

で、カンファーベストが３番人気だったのに対してメジロサンドラは１０番人気。
これにより、当初は５４５倍ほどの的中だったのが、

１７２３倍の的中に跳ね上がった。

１００円しか買っていなかったが１７万を超える配当になり、凄まじく興奮したのを覚えている。この時は本当に「郷原ありがとう」と思った（笑）。

そんな思い出のある郷原の騎乗が見れなくなるのは残念・・・ということは全く無い（笑）。
まあ、とりあえずお疲れ様でしたと言っておこう。