棋王戦第1局。
今日は書きたい話があと2つ。
まず1つ目は今日行われた棋王戦第1局。
久保棋王vs渡辺竜王挑戦者という、なかなか新鮮な組み合わせ。ちなみに渡辺が竜王戦以外のタイトル戦に出場するのは07年の棋聖戦(佐藤に1-3負け)以来だったりする。
今日の対局は、久保が先手番となった。
そして久保が採用した戦法は「7手目▲7六飛からの石田流」という、超最新戦法。
この「7手目▲7六飛からの石田流」は無理筋とされていたが、若手の菅井五段が実戦で採用して意外とどうにかなりそうと言われた形。
先週発売された「将棋世界」ではこの形について、久保は「いずれ指したいと思っていたが先を越された」と語り、渡辺は「まだ研究していないけど、久保と戦うことになったら研究するしかない」と語っていた。
もしかしたら久保はこれを見て「今がチャンス」と思ったのかもしれない(笑)。そんな訳ないか。
将棋は序盤から激しく駒がぶつかり合う展開となり、攻め合いを久保が制した。
正直、どこで久保が良くなった(=渡辺が悪くなった)のかはよくわからん(笑)。
ただ、渡辺に攻められながらも美濃囲いに入城した久保の指し回しがうまかったようには思う。
それにしても面白い将棋だった。
第2局以降もこういう将棋を見せて欲しいです。
もう1つの書きたい話は今夜(て言うか明日の早朝)のインテル戦の話だが、それはまた後で。
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