王将戦第４局。

今日は王将戦第４局２日目でもあった。

久保王将ｖｓ豊島六段挑戦者の対戦成績はここまで久保の２勝１敗。
今日の第４局は、久保が防衛に王手をかけるか、豊島が２勝２敗のタイに持ち込むかという一局である。

結果は久保の勝利。

先手番の久保が石田流に構え、中盤戦から久保が大駒（飛車と角）をバッサバッサ切って捌きまくる。
豊島も勝負手を指してよく粘ったが、少し届かず。
終わってみれば久保の鮮やかな捌きっぷりが決まった一局だった。

この結果、久保が王将防衛に王手をかけた。
う～ん、まだまだ豊島では厳しいということなのだろうか。意地を見せて欲しいのだけど。

ところで。
本局の対局中に珍しいアクシデントが起きた。

・・・久保が着物の羽織を裏表逆に着ていたのですよ（笑）。
控え室の人が気付いて、対局中に久保に伝えたところ、久保は苦笑いして直しに行ったらしい。
まあ、「ほのぼのしている」という見方もできるが、「豊島を倒すのに必死になって、着物どころではなかった」とも取れる。
どっちだったのでしょうねえ。