高松宮記念の予想とドバイワールドカップなどの展望。

明日は高松宮記念＠阪神。
例年と違い、阪神１２００ｍで行われるというのが悩ましい。
しかし、高松宮記念というレースはＧ１未勝利馬が強いレースである。
このレースが１２００ｍのＧ１になってから、「既にＧ１を勝っている馬が勝った」というのは０３年のビリーヴだけ、のはず。
そして「過去にＧ１に挑み、２～３着がある馬」が強いレースでもある。
そういう過去の傾向を信じて買う。

◎サンカルロ。

現在４番人気。
しかし、最重要ステップレースとされる阪急杯を勝っていながら単勝１０倍というオッズは、あまり評価されていないということなのだろう。
Ｇ１では、昨年のこのレースで４着、スプリンターズＳで繰り上がり３着と、「あと一歩足りない」レースが続いている。

・・・こういう馬が高松宮記念では強いんだよ。

昨年は阪急杯３着→高松宮記念４着だったが、今年は阪急杯を勝ってここに臨んでいる。去年より好成績を挙げてもなんの不思議も無い。
差し脚が不発する可能性は否定しないが、今日の重賞２鞍を見ると外差しは決まっている。脚質的にもこの馬に向く気がする。
「今日の重賞は外回りで、明日の高松宮記念は内回りだぞ？」という突っ込みは無視します（←するなよ）。

相手には素直にジョーカプチーノ（１番人気）、キンシャサノキセキ（３番人気）のＧ１馬２頭を選ぶ。１２００ｍのスペシャリストに敬意を払います。
ダッシャーゴーゴー（２番人気）はあまり買う気がしない。４歳馬に相性の悪いレースだし。
まあ、固いチョイスをしている以上、点数は絞るべきだろう。

さて、高松宮記念も気になるが、それ以上に気になるのが日本時間の今夜の深夜に行われるドバイワールドカップ（オールウェザー２０００ｍ）とドバイシーマクラシック（芝２４１０ｍ）。
ワールドカップにはブエナビスタ、ヴィクトワールピサ、トランセンドが、シーマクラシックにはルーラーシップが出走する。

ワールドカップはかなりのチャンスだと思う。今のオールウェザー馬場は芝適性の高い馬に向くと言われている。ブエナとＶピサにはありがたい話。
そして、他の出走馬がそれほどハイレベルではない。一番怖いのはトゥワイスオーバーか。欧州で中距離Ｇ１を３勝し、３月にドバイのオールウェザー馬場のレースを快勝しているこの馬を負かせば、勝利は見えてくる・・・はず。

シーマクラシックもチャンスだろう。最大の強敵と思われたスノーフェアリー（昨年のエリザベス女王杯勝ち馬）が回避してくれたのはありがたい。昨年のブリーダーズカップターフ勝ち馬のデンジャラスミッジがライバルになるだろうが、これは休み明け。付け入る隙はあるはず。

あ、そう言えばＵＡＥダービーにレーザーバレットが出走するのだが、それはどうでもいい（笑）。少しでも上の着順を取れればよしとします。

このレースは、シーマクラシックが今夜の２５時５０分頃、ワールドカップが２６時３５分発走予定。
スカパーやＪＣＯＭでは無料放送をしてくれるという話なので、見れる人は応援しましょう。