天皇賞(春)の感想。
天皇賞(春)が終わった。
勝ったのはヒルノダムール(7番人気)。
まず、レースそのものがめちゃくちゃ激しかった。
スタート直後はゲシュタルト(17着/15番人気)が先頭に立つ
→1周目の直線でコスモヘレノス(14着/13番人気)が先頭に立つ
→1~2角でトゥザグローリー(13着/1番人気)が先頭に立つ
→向こう正面でナムラクレセント(3着/5番人気)が先頭に立つ
と、こんな感じで次から次へと逃げ馬が替わるという、凄まじい展開。
そんな中、勝ったヒルノダムールは中団のインから少しずつ前に進出して行き、直線では先行勢をねじ伏せてゴール。
結果論だが、最後の直線までインでじっと我慢した鞍上・藤田の好騎乗だろう。直線の長いコースとか3200mという距離が向かないと思ったのだがなあ。前走の大阪杯でハナ差で重賞を制したことで馬が自信をつけたのかもしれない。
期待したマイネルキッツ(6番人気)は6着。
最後の直線に向いたところでは2番手にいたので「これは勝てるか!?」と思ったが、逃げるナムラクレセントには離され、後方からも差されて終了。
衰えなのか、馬場のせいなのか。まあ、夢は見たから文句は言いません。
それにしても、面白い天皇賞だった。
スローペースだと勝ち目が無いと見たナムラクレセント&和田が向こう正面で凄い勢いでまくって行ったのにはシビれた。
スローで淡々と流れてたいして順位の変動も無いままにゴールする、なんてつまらん競馬を見せられることが多い昨今、久々にワクワクする展開だった。こういう「騎手が工夫して勝とうとする姿勢を見せる」競馬を見たいのですよ。
さて、馬券は大外れ・・・と言いたいところだが、実はナムラクレセントの複勝(4.5倍)を当てたので、大負けはしていない。今日の8・10レースで和田騎乗馬が勝ったので、「ついてる奴に乗れ」とばかりに単複を買ったのだが、それが正解だった。
それ以外のレースでは府中の10レースで16倍の単勝を取り、今日はプラスで終われた。
というわけで、面白い天皇賞も見れたし、馬券収支もプラスで終われたし、いい一日でした。
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