落合監督退任に思う。

今日はサッカー天皇杯２回戦の残り８試合が行われたぐらいで特に何もない一日。
その８試合は特に波乱も無し。横浜がＪＦＬの讃岐に後半３３分に先制点を奪われるという危ない場面はあったが、４１分から３点取って逆転勝ち。まあ、２回戦ではこんなものだろう。
Ｊ２は構わないが、Ｊ１は３回戦からの出場で充分だと思うのだがなあ。

たまには野球の話。
今日の試合で中日がヤクルトに勝ってマジック４になったとかそういうのはどうでもよくて、最近気になったのは「人気が無いから落合監督との来年の契約を結ばない」という話である。

個人的には「それまでパッとしなかった中日は、落合が監督を務めるようになってから優勝できるチームになった」というイメージがある。
一応調べてみたら、落合就任の２００４年以前の１９８７年（星野監督の１回目）～２００３年（山田監督）の１７年間でリーグ優勝２回、日本シリーズ制覇ゼロだったのが、落合監督時代の７年間でリーグ優勝３回、ＣＳ制覇２回、日本シリーズ制覇１回である。うん、私のイメージでそう間違ってはいなかった模様。
そんな「勝てる中日」を作ったのに、「コメントが無愛想」「落合ではチームの人気が出ない」とかそんな理由で“クビ”にさせられるとは酷い話だ。

こう言ってはなんだが、プロスポーツチームの監督に求められるのは「勝てるチーム作り」以外に無い。昨年あまり勝てないチームを応援して悲しい思いをした人間としては強く思う（笑）。
て言うか、チームの人気をどうにかするのは広報とかフロントの仕事だろう。どう考えても。

こういう「結果を残すだけではダメ」なんてふざけたことを言えるのも、“降格”というものが無い野球ならではなのだろう。
そんなことを思いました。