今更ながら劇場版「告白」を見る。

今日は勤労感謝の日だが、うちの会社の創立６５周年記念ということで某所で式典を行った。
社長の方針演説あり、立食パーティーありで楽しい式典だったが、やはり祭日は普通に休みたかったなあとも思ったり。

今日のニュースと言えば「立川談志死亡」なのだろうが、残念ながら談志にはたいした思い入れはないので書くつもりは無い。

夜は暇だったので、以前に録画した「告白」の劇場版を見た。
原作は気持ちいいくらいの後味の悪さが売りの小説だが（ちなみに褒めてます）、これをどうやって映像化するのだろうと、興味半分不安半分だった。

結論から言うと、まずまず満足できる内容だった。

原作をそれほどいじらないのがよかったし、森口先生（松たか子）が実に淡々とした冷酷な“復讐者”で、この松たか子を見れるだけでもこの映画の価値があると言ってもいい。
“あのガキ”もいい感じにムカつく存在で、それだけにラストシーンで（ネタバレになるので以下自粛）。
他はどうでもいいと言えばどうでもいいのだが（笑）、原作のラストシーンの後に森口先生が放つ一言もまたよかった。ここでは書かないが。

さて、劇場版の「告白」は、今年の６月にＷＯＷＯＷで、１１月に日本映画専門チャンネルで放映された。地上波での放映も近いかもしれない。
・・・ただ、お正月シーズンに流す映画ではないだろうな（笑）。