こんな「プリズン・ブレイク」はイヤだ。

笑っている場合ではないけど失笑してしまったニュース。

「殺人未遂罪の中国人受刑者が脱走　広島刑務所」

おいおい、まるで「プリズン・ブレイク」（説明は不要だと思うが、アメリカで放映された脱獄サスペンスドラマです）じゃないですか、と思いながらニュースを見たらこれが失笑もの。

・刑務所の壁を補修していて、壁の近くに足場が組まれていた。
・いつもは壁の上部を乗り越えたら警報が鳴るようにしていたが、補修するので警報の電源を切っていた。

・・・そりゃあ、マイケル・スコフィールド（プリズン・ブレイクの主人公）じゃなくても、ここまで「壁を乗り越えて下さい」とばかりに用意されてれば脱獄を考えるわな。
しかも、今回脱走した中国人は７年前に逮捕された際も護送車を強奪して逃げようとした前科があるとのこと。こいつにしてみれば、今回の補修工事は“渡りに船”だったのだろう。

「プリズン・ブレイク」は脱獄不可能と思われた刑務所から脱獄するスリルを楽しむドラマだったが、現実はこうもマヌケなものかと笑うしかない。
まあ、なんでもいいからとっとと捕まって欲しいものです。