« フィリーズレビューと中山牝馬Sの感想。 | トップページ | 地震から1年。 »

ありがとう、ロールオブザダイス。

昨日も書いたが、愛馬1号のロールオブザダイスの引退が決まった。

ロールを1口持とうと思ったのは2006年の秋だった。

競馬雑誌に新しい一口馬主のクラブの広告が載っていた。
それが東京サラブレッドクラブのもので、調べたらかつてのユーワホースクラブをリニューアルしたものだという。
ユーワは血統的にも成績的にもしょぼいクラブだったのだが、広告に載っている東京サラブレの募集馬ラインナップは確かに「血統的に良くなったな~」と思わせるものだった。
しかも、リニューアル記念ということで入会金1万円が無料とか書いてある。以前から一口馬主に興味があったので、勢いで入会してみようと思ったわけである。

さてそうなると「どの馬を持とうか」という話になる。
そしてすぐに気になったのがロールだった。
まず、「クラブ馬との相性が抜群」の角居厩舎所属というのが気に入った。
次にトワイニング×母父サンデー(母はダービー馬タヤスツヨシの全妹)という血統も気に入った。この血統なら間違いなくダート馬だろうし、それなら息の長い付き合いができるだろうと思った。
そして、これだけの条件で一口4万5千円というお手頃な価格設定も気に入った。
というわけで、ロールに一口申し込んだわけである。

その後、07年12月のデビュー戦勝ちから先週の仁川S14着までの37戦、本当に楽しませてもらった。
4歳秋(08年)に500万下~準オープンを3連勝した時は「重賞取れるかも!?」と思った。
5歳冬(09年)に東京大賞典で3着に入った時は、現地で声を枯らすほどに絶叫した。
6歳年明け(10年)に平安Sで初重賞制覇を果たした時はテレビの前で歓喜の声を挙げた。
・・・それ以降は天候&馬場に恵まれなかったが、それもまた競馬である。

ベストレースと言われればやはり平安S(10年)である。
最内からズバっと抜け出た脚は今でも鮮明に覚えている(これがあるので、この時の鞍上の岩田は何があっても見限らないと決めてます)。

デビューから4年とちょっと、故障らしい故障も無くよく頑張ってくれた。
毎月の会費を考慮しなければ、ロールに関しては13万のプラス収支。そういう意味でも素晴らしい馬だった。

本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。

|

« フィリーズレビューと中山牝馬Sの感想。 | トップページ | 地震から1年。 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ありがとう、ロールオブザダイス。:

« フィリーズレビューと中山牝馬Sの感想。 | トップページ | 地震から1年。 »