王位戦開幕。
今日はサッカー五輪代表の男女の壮行戦が行われたり、大井競馬場でジャパンダートダービーが行われたりしたが、まあ割とどうでもいい。
男子サッカー(1-1でドロー)の1点はFW杉本(ヴェルディ)が決めたものだが、その前の徳永のミドルが決まって勝てば最高だったのになあ・・・(そのシュートが弾かれたところを杉本が詰めた形)。
今日の注目は王位戦第1局。
羽生王位に藤井九段が挑む七番勝負である。
藤井は春先には2年連続での順位戦降級という屈辱も味わったが、その後は復調して王位戦挑戦までこぎつけた。挑戦者決定戦では渡辺竜王・王座を下したのだからフロックではあるまい。
ただ、ここ数年で藤井は羽生にほっとんど勝っていないので、正直言って厳しい戦いではある。
その第1局は、羽生の勝利。
先手番の羽生に対して藤井が角交換する四間飛車で挑み、藤井がうまく立ち回って千日手(=同じ手を繰り返して無効試合にすること、と思って下さい)に持ち込む。
千日手が成立した後は、先手と後手を入れ替えて対局するので、最初の一局を千日手に持ち込めたのは藤井にとっては大きかった・・・はずだった。
その指し直し局は、先手番の藤井が懐かしの“藤井システム”を採用。(藤井はこの“藤井システム”で2000年前後に黄金時代を築いた。)
一時は藤井の作戦勝ちに見えたが、図々しくも羽生の攻めを誘ったら一気に攻め込まれて劣勢に(笑)。そしてそのままいいところなく敗れた。
まあ、よくも悪くも藤井ワールド炸裂、という将棋だった。
おそらくは藤井ファン以外の将棋ファンは「羽生があっさり防衛する」と思っているだろうが、少しは意地を見せて欲しい。目標は「2勝」でお願いします(笑)。
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