棋聖戦第3局。
今日の東京は蒸し暑い一日だった。
何より、風が無いのが堪えた。うちの会社は18時を過ぎると節電のために冷房が切れるので当然のように窓を開けるのだが、5階なのにじぇんじぇん風が吹いてこなかった。
まだ7月上旬でこれだと、これからどうなるのだろうか・・・。
今日は棋聖戦第3局。
羽生棋聖vs中村六段との五番勝負はここまで羽生の2連勝。一気に羽生が防衛を果たすか、中村が巻き返すかという一局である。
結果は羽生の勝利。
先手の羽生の横歩取りから激しい殴り合いの展開になるも、最後はきっちり羽生が勝ち切った。相も変わらず、私には全くよくわからない将棋でした(笑)。
というわけで終わってみれば羽生が3連勝で防衛。これが“格の違い”というやつなのだろう。
五番勝負が始まる前は、「若手のホープが羽生に挑むのは面白そう」とか思っていたのだけど。
そして羽生はこれでタイトル獲得(防衛&奪取の回数)が通算81期となり、これまでの故・大山康晴十五世永世名人の記録(通算80期)を破った。
これはかなり凄い記録だったりする。
ちなみに歴代3位は中原誠十六世永世名人の64期で、歴代4位(かつ現役2位)は谷川九段の27期。もっと言えば、通算で10期以上タイトルを保持したことがある棋士は、歴代で7人しかいません。
それだけ羽生、大山、それと中原は偉大だということですな。
あと10年、いや6~7年もすれば「羽生、タイトル獲得通算100期目!」とか報じられるのかねえ。
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