なでしこジャパン、決勝進出！

昨晩に行われた五輪女子サッカー準決勝、日本ｖｓフランス。

結果は２－１で日本が勝利！

ただ、まさに「薄氷を踏む思いの勝利」ではあった。
前半に日本はチャンスらしいチャンスはほとんど作れず、シュートすら打てない状況だったが、前半３２分にＭＦ宮間のＦＫをフランスＧＫがポロリとこぼし、それをＦＷ大儀見が押し込んで先制！
そして後半早々に、またも宮間のＦＫからＭＦ阪口が頭で決めて追加点！
これでなんとか勝てるかな～と思っていたら、ここからフランスの猛反撃が始まる。

ドリブル突破からの崩しに手を焼き、ＤＦからのビルドアップもままならない状況となり、３１分には日本の左サイドを完全に崩されて失点・・・。これは勢いに乗せてしまったなあ、と思った数分後には阪口がＰＫを与えてしまい、絶体絶命の状況に。
しかし、なんとこのＰＫをフランスが外してくれて九死に一生を得る。
ただ、その後もフランスの猛攻が続くが、そこはなんとか凌ぐ。そして試合終了間際にカウンターから大儀見が超決定的なチャンスを得るが、ここはポスト直撃で得点ならず。
これは嫌な予感（＝終了間際に追いつかれて延長戦突入）もしたが、最後のピンチも凌いでなんとか逃げ切った。

まあ、終わってみれば「よく勝てたな」という試合だった。フランスが後半の戦い方を前半からしていたらどうなっていたのだろうか。
日本が苦戦したのは、中盤（沢＆阪口）でボールが落ち着かなかったから、という気はした。て言うか、むしろ狙われていたまであった。連戦の疲れなのかなあ・・・。
“魂の守備”を見せたＧＫ福元とＣＢ岩清水＆熊谷がいなかったら惨敗していただろう。

さて、決勝の相手は宿敵・アメリカとなった。
そのアメリカも、カナダ相手に延長戦までもつれこんで４－３での勝利（しかも後半にＰＫでようやく追いついての延長戦）という、なかなかの苦戦を強いられている。
決勝が行われるのは日本時間の９日（木）２７時４５分からだが、両チームとも中２日でどれだけ疲労が回復できるかが鍵だろう。
でも、ここまで来たら金メダルを取って欲しいです。

そして、今夜は男子が決勝進出を賭けてメキシコと対戦（日本時間の２５時から）。
ＦＷ永井が出場できるのかは微妙だが、いなければいないでなんとかなる、はず。
東京サポとしては、ＧＫ権田＆ＤＦ徳永が頑張って５試合連続無失点に抑えてくれることを祈ります。

というわけで、試合に備えて仮眠に入ります。毎日こればっか（笑）。