王座戦第4局、決着。
今日は21時半まで残業し、会社から出て田町駅に着いたら雨が激しくなってきた。小降りになったのを見計らって会社を出たのに。
当然のようにバスに乗って帰ったが、家の近所のバス停に着いても雨は激しいままで、傘をさしてもそこそこに濡れて家に着いた。
そして、今日の仕事では、「報われない感」を感じながら夕方以降を過ごしていた。
・・・まあ、仕事ですからね。頑張るしかないです。
とか書くと心配されそうだが、明日の朝には普通に元気になっているので心配しなくていいです(笑)。
さて、昨晩行われた王座戦第4局の話を。
昨日書いた通り、22時を過ぎて千日手指し直しになるという凄まじい展開になった。
そしてその指し直し局だが、
羽生が勝利。
先手番の羽生が、相矢倉から駒損しながらの猛攻を仕掛けて優位に立ち、終盤では自陣に駒を埋めて鉄壁にし、最後はド大差で圧勝した。
ちなみに終局は午前2時を回っていたとのこと。昨日も書いたが、将棋は体力勝負ですなあ・・・。というわけで、羽生は昨年失った王座を一年で取り返した。やるなあ、としか言いようがない。
棋譜を見たが、羽生はただ勝つだけではなく、「渡辺の心を折る」かのような勝利だった。午前2時を前にあんなド大差にされたら、私だったら泣きます(笑)。
あと、千日手となった一局も凄まじい一局だった。
羽生の「2手目3二飛戦法」採用という衝撃のオープニングから、昭和を思わせる駒組みが進み、劣勢かと思われた羽生の妙手から千日手に持ち込むという展開にはかなり感動した。
今回の王座戦第4局は二局合わせて今年のベストバウト確定ですな。
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