アルゼンチン共和国杯とみやこSの感想。
アルゼンチン共和国杯とみやこSが終わった。
アルゼンチン共和国杯を制したのはルルーシュ(2番人気)。
好位から抜け出て押し切るという横綱相撲。タイムもまずまずで(コースレコードに0.1秒差)、今後が期待できる勝ち方だったのではないだろうか。
というのも、近年のこのレースの勝ち馬はその後にG1で好走しているのですよ。
2007年のアドマイヤジュピタ(その後天皇賞(春)制覇)、2008年のスクリーンヒーロー(その後ジャパンカップ制覇)、2010年のトーセンジョーダン(その後天皇賞(秋)制覇)と、過去5年で3頭のG1馬を輩出している。
ちなみに、過去5年の2着馬もジャガーメイル(その後天皇賞(春)制覇)、アーネストリー(その後宝塚記念性は)と、好成績を挙げている馬がいる。そういう意味では今日の2着だったムスカテール(3番人気)も今後に注目ではある。
期待した◎オーシャンブルー(5番人気)は、最後方からレースを進めて、超大外から追い込むというバカ過ぎる競馬で5着。三浦を信じた私もバカでした。
みやこSは圧倒的1番人気に応えてローマンレジェンドが勝利。
直線に入ったところで前が壁になった時は「ああ、岩田やっちまったか・・・」と思ったが、最後に前が空いてからは鋭く伸びてニホンピロアワーズ(2着/3番人気)を差し切った。あんな適当な競馬で勝てるのだから、ここでは力が違ったということだろう。
この次は当然ジャパンカップダートに進むはず。普通にレースができれば勝ち負けだと思うが、今日みたいに岩田がモタつくところを見せたら取りこぼしそう。
ところで、昨日の予想では○ニホンピロアワーズ、▲ホッコータルマエと書いたが、ホッコーが3着に入ってくれて◎→○→▲で完全的中。
馬連6.8倍を分厚く、3連単66.1倍を細々と的中することができて今日は余裕のプラス。G1は当たらないが、こういうG3なら得意だ~ぜ~。
さて、日本時間の今朝に行われたブリーダーズカップターフ@サンタアニタ(アメリカ)に出走したトレイルブレイザーは4着に終わった。
好位を追走して4角では「勝つかも!?」と思ったが、そこから伸び切れず。所詮は日本でG2を2勝しただけの馬ですな。
ただ、逆に言えばトレイルブレイザー級の馬でどうにかなるレースだとも言える。
天皇賞(秋)&ジャパンカップのような「府中での斬れ味勝負」で分が悪い中距離馬はこっちを狙うというのも面白い選択肢だと思うのだけど。
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