騎手の藤田の本が凄そう。

２ちゃんの競馬板で微妙に盛り上がっている話として、「来月に出る藤田騎手の本がなかなか凄そう」というのがある。
そのタイトルが「騎手の一分～競馬界の真実」というもの。確かに興味をそそられるタイトルではある（笑）。

で、↑のリンクに本の内容（章の中のサブタイトル）が書かれているわけだが、「これ、どこまで書いてるの！？」と気になるものが多い。
例えば「岩田康誠の『乗り方』は認めない」、「エージェントの力がすべて」、「ある有力馬主との確執」、「裁決委員のレベルが低すぎる」、「悪いのはJRA」などなど。藤田は相当溜まっている不満がありそうだな・・・。
ちなみに「エージェント」というのは、簡単に言えば騎手に騎乗馬を斡旋する人のことです。ただ、今のエージェント制度は相当いびつなもので、競馬界が抱える問題の一つです。

ただ、こういう本を出版するということは、藤田も“引退”を考えているのかなあ、とか思ってしまう。
だって、こんなこと書いたら競馬界にいられなくなると思うのよねえ。
あと、２年ぐらい前から勝ち鞍は激減したし、昨年は重賞を１つも勝てなかったし、「モチベーションが下がっている」というのもあるかもしれない。懇意にしていた植木氏（藤田のエージェントを務めていた人物）が急死したからかもしれないが。

まあ、とりあえずはこの本の発売日である５月１７日を楽しみに待つとします。